肥田舜太郎HIDA Syuntarou
国の主張は「直接被曝でなければ原爆症はない」
体内に入った放射性物質は、消えずにずっと放射線を出し続けて、長い時間をかけて人の細胞をじわじわ破壊してゆく。これが内部被曝と呼ばれるものです。
実は今でも世界中で毎日のように「ヒバクシャ」が生み出されているという事実を伝えていくこと。それが、これからの核兵器廃絶を訴える上での鍵になるのではないかと考えています。
チェルノブイリ事故の被害に関する研究も、ロシアやウクライナの政府は一生懸命抑えているが、抑えきれずにどんどん出てきた。
チェルノブイリについては、残留した放射線によって被害が出たということは、今ではほぼ常識のようになっています。
チェルノブイリについては、残留した放射線によって被害が出たということは、今ではほぼ常識のようになっています。